いろんな像(其の弐)
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日本の各地にはいろんな像があります。 ツーリング中に見つけたいろんな像を集めてみました。 (発見・訪問順に載せてます。) |
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【更新情報】 |
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☆★☆ 掲載リスト ☆★☆ |
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イブ王国 国王陛下と王妃様 (和歌山県西牟婁郡すさみ町) |
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和歌山県西牟婁郡すさみ町にはイブ王国という独立国家が存在します。本当の独立国家ではなく、地域の活性化の為に作られたいわゆる『パロディ国家』というモノです。 イブ王国は、1986年(昭61年)5月4日に独立したの(恐らく)立憲君主制のパロディ国家。独立した1986年を猪豚元年としています。 【左写真】イブ王国の国王陛下と王妃様の御写真。来訪者を笑顔でお迎えになられる。 |
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この王国は東経135度12分57秒、北緯33度32分48秒に位置し、総面積17361ヘクタール、総人口6066人(猪豚10年10月1日の国勢調査による)のミニ独立国。国旗と国歌『GO!GO!ブータン』、王国独自の通貨が制定されています。通貨単位は『ブータン』(100ブータン=100円の固定相場制)だとか。首相はすさみ町長が務め、総勢25名の閣僚人事も決定されました。王国独立に当たっては建国宣言書も起草されるなど、パロディ国家ながらその設定はかなり本格的で意気込みが感じられます。 |
本格的なのは王国の設定に限らず、1986年(昭61年)の王国独立の際には、和歌山県知事と当時の中曽根首相に直接建国宣言書を手渡し、日本国と友好通商条約を締結するなど外交面でも独立国家並みに本格的に活動しています。事実、日本国との友好通商条約証には渡辺通産大臣(当時)のサインが入っていました。【右写真】 独立当時は『イノブータン王国』と名乗っていたのですが、インドと中国の間にあるブータン王国政府からクレームが付いたとかで、国名を現在の『イブ王国』に改名したというエピソードまであります。ちなみに国名改名の年の建国祭には、ブータン王国から来賓が参列し以来両国関係は良好だとか。 |
1996年(平8年)には王城が完成し、以来誰でも自由に王国国王陛下と王妃に謁見出来るようになりました。王城はR42沿いにある道の駅『イノブータンランドすさみ』に併設されています。謁見の間には国旗や国歌、友好通商条約証の他、王国と猪豚の歴史表などがあり、テープの自動案内で概要を説明してくれます。 毎年の建国祭には、子供の猪豚レースなるものが開かれるとか。 (2000年5月訪問) 【左写真】王国秘密情報部から出された手配書。『つちのこ』を生きたまま捕獲すれば100万円もらえるとか。 (本当です。) |
仙台の観光案内では必ず紹介されたり、仙台を舞台にしたドラマでは必ずロケ地となるほど有名なのが、この『伊達政宗公騎馬像』です。仙台市街を一望できる仙台城(通称青葉城)の天守台に、馬に乗った甲冑姿の伊達政宗公像があります。 余りにも有名なので観光客がわんさと押し寄せ、台座の下で記念写真を撮るために、写真を撮るまで15分ほど待っておりました。訪問した時は、うしとら櫓の復元工事が行われていたため景色は今一つの状態でした。 工事のための防護柵には、伊達家の家紋が入った幕の絵を描く気の使いよう。いかにこの地が観光名所であるかが分かる光景です。 |
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聞いたところでは、現在あるのは2代目の像だとか。初代は第二次世界大戦(太平洋戦争)末期の金属供出 の時に撤去されましたが、幸いにも肩から上は溶かされずに済み、現在は仙台市博物館にあるそうです。 (2000年9月訪問) |
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☆★☆ 豆知識 ☆★☆
〜 政宗公は両眼? 〜
ここに乗せた写真は全景なので分かりませんが、雑誌などでアップした写真を見ると騎馬像の政宗公は両眼が開いています。ここに限らず、瑞鳳殿の資料館にある政宗公の像も両眼があります。 政宗公は、1571年(元亀2年)5歳の時に『疱瘡』(ほうそう)にかかり右眼を失明しています。以来1636年(寛永13年)5月24日に逝去するまで片眼でした。『独眼竜・政宗』と言われる由縁です。 では、何故両眼が?実は伊達政宗公の遺言の一つが『絵や彫刻はすべて両眼を入れるように』となっているからなのです。それゆえ片眼の政宗公の絵や彫像というモノはほとんどないそうです。 政宗公没後350年以上経った現代でも忠実に守られている遺言。それほど伊達政宗公は偉大な戦国大名だったのです。 |
伊勢えび大王様と巨大えび (三重県志摩郡浜島町) |
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三重県志摩郡浜島町は世界で初めて伊勢えびの養殖に成功した町だそうで、『伊勢えび王国・浜島町』を宣言しているほどです。その浜島町には、『伊勢えびの町・浜島町』をアピールする像がありました。 (2000年10月発見) |
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浜島町内のR260沿いに立つ『伊勢えび大王様』。伊勢えび王国・浜島町のユーモラスなキャラクターです。浜島町のサイトにも登場している浜島町のマスコットです。 見れば見るほどにユニークなキャラターです。現在のところ王様しかないようですが、これは是非とも『伊勢えび王妃様』や『伊勢えび王子様』、『伊勢えびお姫様』を作って頂きたいですね。 土産物屋に立ち寄っていないので実際にあるのかどうか分かりませんが、このキャラクターの人形やキーホルダーがあればいいんじゃないかと思うのですが。 場所は、浜島温泉街のr17との交差点手前(西側)の公園にあります。 |
もう一体は巨大な伊勢えびのモニュメント。これも浜島町内にあります。 とにかくめちゃくちゃリアルで大きな伊勢えびのモニュメントで、今にも動き出しそうな感じがしており、下から見上げると『伊勢えびに襲われる時って、こんな感じなんだろうなぁ〜』と訳もなく考えてしまいます。 場所は浜島町内のr17沿道。r17とr112分岐交差点から市街寄りに200mほどすすだ所にあります。阿児方面からの車・観光バスは必ず通る道ですので、必ず目に入るはずです。 |
柿 (和歌山県伊都郡九度山町) |
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和歌山県伊那郡九度山町も含めてこの一帯は柿の名産地です。秋になると山中の柿木畑には柿がたわわに実っていて、忙しく収穫に追われる農家の方々の姿を見ることが出来ます。 柿で有名な土地柄からか、柿をモチーフにしたキャラクターがありました。少し見えずらいですが、頭には葉っぱもあります。『日本○話』に出てきそうなキャラですが名前は不明です。どなたか御存知ありませんか? R370の九度山町と橋本市の境付近にありました。 (2000年12月発見) |
クエのモニュメント (和歌山県日高郡日高町) |
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『クエ』という魚を御存知でしょうか?スズキ目ハタ科の大型魚で本州中部以南の太平洋岸に分布しています。クエ、モロコ、アラ、オオイオ、クエマスとか地方によって呼び名は変わりますが、和歌山県では『クエ』と呼ばれています。 この魚は、大きいモノになると一匹数十万円で取り引きされる高級魚。その味は鯛やフグを凌ぐと言われ、『一度クエを食べたら他の魚は喰えん』と言われています。私もかつて『クエ鍋』なるものに呼ばれて食べたことがあるのですが、はっきり言ってめちゃくちゃ旨い!あの味は忘れられまへんなぁ〜 |
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そのクエの水揚げで有名なのが和歌山県日高郡日高町。『クエの町・日高町』として知られており、1998年頃にテレビでも取り上げられました。その日高町の真ん中に、巨大なクエのモニュメントがありました。実物大かどうかは分かりませんが、この大きさなら数百万はするのではないでしょうか? 場所はr188とr189の分岐交差点にあります。 (2001年1月発見) |
巨大カブトムシ (長崎県北松浦郡田平町) |
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R204を佐世保から田平に向かって走っていると、巨大なカブトムシを発見しました。 『放射能で遺伝子に異変を起こして巨大化したカブトムシが出現!』 『ゴ○ラ対巨大カブトムシ 西九州大決戦!』 『時価数百万円のカブトムシ』
・・・なんて事を考えてしまいました。(^^;) もちろんこれは巨大なカブトムシのモ |
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ニュメントです。写真では分かりずらいのですが、実物はかなり巨大なカブトムシです。 2001年4月時点でR204沿いに建設中の『道の駅 昆虫の里たびら』に設置されていたもの。道の駅自体は、2001年(平13年)8月に開業する予定です。開業後は大きな目印になること確実です。 ちなみにこれだけ大きなカブトムシが実際に居たとしても、偉大なる重力によって、殻の重さで歩くことは出来ません。あぁ、夢を壊しごめんなさい。m(_ _)m (2001年4月発見) |
桃太郎 (大分県玖珠郡玖珠町) |
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『童話の里 玖珠』と呼ばれる大分県玖珠町に、桃太郎一行の巨大モニュメントがありました。桃太郎といっても桃太郎侍ではありません。童話に出てくる鬼退治の『桃から生まれた』桃太郎です。ここのモニュメントは親しみやすいデザインで楽しめます。 『童話の里』と呼ばれる玖珠町ですから、まだ他の場所にも童話にちなんだモニュメントがあるのかもしれません。 何故、玖珠町が『童話の里』なのか?玖珠町は久留島武彦(1874〜1960)氏 |
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の生まれ故郷だからです。氏はおとぎ話(童話)を語り続け、日本全国の子供達に夢を与えたという偉大な方。日本のアンデルセンと呼ばれている方です。それゆえ玖珠町は『童話の里』を名乗っているそうです。 このモニュメントは、玖珠町内のR210とR387との交差点角にありました。 (2001年4月発見) |
鬼が出た!其の弐 (京都府加佐郡大江町) |
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京都府大江町のr9(京都府道綾部大江宮津線)を大江町側より走ると、二瀬川渓流の付近で赤鬼・青鬼の像に出会います。『いろんな像(その1)』で紹介したように、昔は腰に手を当て金棒を持って堂々と構えていたのですが、2001年4月に走ると像そのものが変わっていました。 新しい鬼の像はソフト路線を取って漫画ちっくな鬼の像となっています。妙に愛嬌のある憎めない鬼といった感じです。ここの2体を含めて、周辺には私が確認しただけでも最低6体の鬼の像が立っています。それぞれ個性のある鬼の像です。 う〜む、やはり鬼はトラ縞パンツでないと。(^^;) (2001年4月発見) |
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雪だるま (北海道勇払郡早来町) |
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たまたま郵便局に立ち寄ると『雪だるま』のポストがありました。こりゃ面白いと写真を撮ってふと屋根を見ると 屋根の上にも大きな『雪だるま』が。その郵便局の名は『早来雪だるま郵便局』(^^) さらに近くの駐車場にも大きな『雪だるま』があって、台座の上で回転しています。台座には『雪だるま郵便小包発祥の地』と書かれており、ボタンを押すと歌が流れるか運勢を占ってもらえたように思います。 郵便局に面した通りは『雪だるま通り』と名付けられ街灯も『雪だるま』型の8の字でした。郵便局一帯だけでも『雪だるま』だらけです。 北海道早来町は『雪だるま小包発祥の地』で、1987年(昭62年)より雪だるま型の発砲スチロールに雪を詰めて発送しています。(申し込みは早来ゆきだるま郵便局までだそうです。) そうそう、さすがに郵便局の集配車は白い雪だるま型ではなく、普通の赤い集配車でした。 (2001年6月発見) |
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