>>太陽公園(その 2)

 

太陽公園【その3】

 

メインルート(長城)に戻ります。

 

山手に進むと最後のエリアに入りました。

 

さて、皆さん。

 

ここまでは古今東西いろんな石像や石像建築物を見てきましたが、

 

我が国独特の石像は何一つでてきておりません。

 

先ほどの五百羅漢は中国にあるそうです。なので日本オリジナルではありません。

 

ですがやっと、やっとのことで登場して参りました。

 

さぁ、見てみましょう。

 

日本オリジナルの石像

 

それは

 

 

 

 

 

埴 輪

 

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!

 

しかし、でかい。

 

でかすぎる。

 

何かに向かって剣を振り上げた勇ましい姿で立っておられます。

 

これからどこかに突進しそうな様子です。

 

ちなみに大魔神様ではありません。

 

 

で、埴輪が剣を振り上げて向かおうとしているその場所とは・・・

 

 

 

 

 

 

天安門

(てんあんもん)

 

キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!

 

 

中華人民共和国の象徴とも言える天安門です。

 

毛沢東が建国宣言をした天安門です。

 

1989年6月に大事件が起こった天安門です。

 

そんな天安門すら再現してしまうとは参りました。

 

対になった獅子の像と小さな像(何だったか忘れました)が天安門を守ります。

 

獅子の像をは少し首を傾けてかわいらしさをアピールしています。

 

 天安門から広場を見ます。向こうの方に埴輪が立っています。天安門の前にあるので、この広場は天安門広場ってことになるのでしょう。広いですね。本物はもっと広いのでしょう。あ、断っておきますが、ここは日本。しかも兵庫県姫路市なのですよ。決して中国ではありません。

 天安門ですが、内部も見ることができます。ガラーンとした講堂のような建物です。本家本元の天安門を模しているようですが、内部は何もありません。片隅に段ボールが積み重なっているだけでした。それでも内装はそれなりに凝っています。通路の屋根を支える梁には、中華風に色彩を施しておりました。

 ちなみに正面に見える門前には、ご覧の通り兵馬俑がおりました。

 

埴輪  兵馬俑

 

 夢の対決ですな。

 ですが、『双方共に動けず』で勝負つきまへんがな。(;´∀`)

 天安門を過ぎると芝生のある広場になっていました。公衆便所もあって休憩ポイント(太陽広場というらしい)となっています。すぐ近くには峰相山双塔寺があります。そこだけを見てみると、中国に居るような錯覚に陥ります。ですが、ここは兵庫県姫路市です。お忘れ無きように。

 

 

双塔寺横に進みます。

 

双塔寺横には太陽公園を運営する法人の本部と思われる建物があります。

 

それは関係ないのでスルーします。

 

で、辿り着いたのが・・・

 

 

 

 

萬里の長城入口

 

ここまでの通路も長城の一部なのですが、

 

門の向こうに石の階段があるところを見ると本格的に始まるようです。

 

 さて太陽公園の『万里の長城』、計画では全長12kmもの長さになるそうです。Σ(゚Д゚;)マジ!?

この辺り一帯に長城をめぐらす計画のようです。これは凄い計画です。

 門横にあった看板によると完成予定は「2002年(平14年)9月29日」とあります。えらく具体的な完成日まで書いてありますが、訪問した2006年(平18年)時点では2kmほどしか完成して

いません。まだまだ建設中なのでしょう。

 太陽公園が開園したのが1992年(平4年)頃のことなので、10年計画を立てていたようです。いつごろ完成するのでしょう?(0゜・∀・) ワクワクテカテカ

 万里の長城門前には対になった龍(?)の石像が守り神のように置いてありました。

そして横にある塀の上にはパンダがいます。なんか野良猫のように3匹(3体)でたむろっています。(;´∀`)

 「なぁ、わしらいつまでここにおるんやろ?」

 「メインストリートに移りたいわ。」

 「白黒つけて欲しいもんや」

 ・・・_| ̄|○

 

さぁ、気を取り直して万里の長城を歩きましょう。

 

門の先にある階段下には無料化仕出しの杖が置いてありました。

 

あまりにも急で路面の悪い長城が続くので、足の不自由な方のための杖のようです。

 

 万里の長城は延々とこんな感じの通路(?)が続きます。アップダウンがきつく、坂道が延々と続きます。体力がないとつらいですね。路面は大小様々な大きさのブロックを敷き詰めているので隙間だらけです。なので歩きづらく、ゆえに体力を余計に消耗します。なので先ほどの杖なのです。行き倒れると発見されるまで時間がかかりそうです。

 ちなみに長城をハイヒールで歩くと間違いなくすぐにヒールが折れます。女性の方はスニーカーで訪れて下さい。でないと足を痛めます。 

 

 

万里の長城エリアで終わりかとお思いでしょうが、もう少しつきあって頂きます。

 

@管理人も最後は長城を歩いて終わりだと思っておりました。

 

が、左回りに歩き出してすぐに脇道があったのでそちらに向かいます。

 

長城から離れて行き着いたその場所には・・・

(このパターンばかりですね・・・m(_ _)m )

 

 

 

 

 

 

 

磨崖仏

 

 

 

まがいぶつぅ?(゚Д゚ ;)

 

 

やってくれます。太陽公園。

 

最後の最後に磨崖仏【インド】ですか。

 

予想外の石像を温存してくれておりました。

 

さすがにどこかで作って持ってきたのではなく、ここで彫ったようです。

 

その大きさ、約20m。

 

膝の下に上がるだけでも体力を使います。

 

最後の最後に体力と気力を使い切ってしまいました。⊂⌒O。Д。)⊃

 

 

 

磨崖仏を過ぎるとあとは長城を歩くだけとなりました。

 

延々と長城を歩きます。

 

 

やがて双塔寺の双塔に到着しました。

 

 

 

 

 

中華音楽が聞こえて来そうな風景です。

 

 この写真だけを見ると中国にいるように思いますが、くどいようですがここは兵庫県姫路市です。

 

 

 

 さて本家・双塔寺の塔は高さは約55mもありますが、峰相山双塔寺の塔の高さは20mぐらいです。半分ぐらいの規模ですが、それでも大変立派に作られています。内部にも入ることが出来ますが、内部は外側とうって変わって剥き出しのコンクリ壁。鉄梯子があって最上階まで上がることが出来ますが、軍手がないと上がるのは大変きつそうです。それ以前にここに来るまでに体力を消耗しているので、体力的に上がるのはきついでしょうな。(;´∀`)

 双塔の付近から長城の勾配はかなり急になります。行ったことがないので分かりませんが、急勾配なところは本家とそっくりのようです。この最後の坂がかなりきつく、@管理人は上りきると息切れしてしまう有様。体力の減退を感じた次第です。

 上りきった付近は、本家長城で言うと詰所のような場所のようです。煉瓦で出来た屋根のない壁だけの休憩所がありました。そのすぐ近くには資材運搬用のロープウェイが・・・。どうやらここに資材を運んでいたようです。しかしロープウェイは動いている様子がないので、長城造りは休止しているのでしょう。

 

 

この付近が長城延伸部建設現場ということになります。

 

 

どうやらここが太陽公園の”果て”のようです。

 

 

何故かというと・・・

 

 

 

 

 

万里の長城のがあったのです。

 

そう、写真に見えるその先が長城の”果て”なのです。

 

ただし現時点で。

 

計画では、ここからまだ先に延びる予定のはず。

 

あくまでも暫定的な端なのでしょう。

 

え?

 

なんで下まで下りて行かないかって?

 

堪忍して下さい。

 

下りれば間違いなく行き倒れますって。(;゚Д゚)

 

 

いずれ長城が全通(?)しても、この激急勾配を上り下りするのはかなりきついでしょうなぁ。

 

 

この場所を最後に太陽公園はひとまず終わります。

 

もと来た道を引き返し、残りの長城を歩いて行きます。

 

途中には

 

←中華風の鐘付き堂

とか

兵馬俑の馬→

 

があったりします。

 

 

天安門とピラミッド

 

 

こんな光景も見ることができます。(;´∀`)

 

 

 

そして兵馬俑の馬の前を通り過ぎると門をくぐって天安門広場にでました。

 

ぐるりと一回りというわけです。

 

あとは石像群をもう一度見ながら入口へともどるわけです。

 

もうお腹一杯です。はち切れんばかりです。

 

 

 

 

 

最後は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またのお越しをお待ちしております!

 

 

 

 

兵馬俑のお見送りでした。(;´∀`)

 

 

 

 

これであなたも『夢のトラベラー』です。

 

 

 

 

 

●太陽公園

兵庫県姫路市打越1340

電話:0795-66-6600

入園料 大人(高校生以上):500円/小人:300円

営業時間 9:00〜17:30(夏期)/9:00〜17:00(冬期)

無料駐車場あり

2010年頃完成を目指して独逸の城を造っているらしい・・・ (゚Д゚ ;)

 

 

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