>>2008.08.31 Update

   

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●平成20年度呉地方隊展示訓練(その1)

◆2年連続の当選

 呉地方隊の展示訓練が今年は広島湾で実施されるということを聞いて、とりあえずは応募してみることにしました。広島・呉ならば関西から車で4〜5時間で遠征できます。一泊して呉一帯の海自関連施設などを見て回ることも可能ですから。

 展示訓練日は2008年(平20年)7月19日(土)と20日(日)の2日間。応募はそのどちらか、そして希望乗艦地は呉・広島・岩国・松山の4カ所でした。仕事の都合で20日(日)となりますが、休日なので呉や広島は希望者が殺到するのではないかと思い、松山を希望乗艦地と応募します。多分外れるだろうと、駄目もとで応募です。

 ちょうど同じ日、兵庫県神戸市にある海上自衛隊阪神基地でも護衛艦『はたかぜ』と訓練支援艦『てんりゅう』の体験航海も行われるので、そちらにも応募。どちらか当たればラッキーですな。

 ところが7月早々に阪神基地の方は落選通知が到着。応募総数1154通で当選は48通だけという高倍率だったとか。あとは呉地方隊に賭けます。某掲示板などでは当選報告がちらほらと書き込まれ始めますが、手元にはいっこうに届く気配はありません。10日前になってもこない。これは落選か。なら阪神基地での一般公開に出かけようかと思い始めた矢先に葉書が到着。

 

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

 

 見事当選!

しかも乗艦する船は輸送艦『しもきた』。(・∀・)イイ!!  去年同様、輸送艦に乗艦しての展示訓練参加です。これで『おおすみ』型輸送艦には一般公開含めて3艦とも乗艦したことになります。

◆松山へ

 今回は職場の後輩である翔鶴瑞鶴(以下、翔鶴)との参加。翔鶴に車を出してもらい松山に移動となります。最初は自走を考えたのですが、翌日のことを考えて19日晩発のオレンジフェリーに乗り込み四国東予入り。20日朝に東予から松山道経由で松山入りしました。少しでも寝ておかないとね。

 松山市内に入ってから指定された駐車場に向かいます。その途中で”松山航空隊跡”の記念碑を発見。松山基地の掩体壕を見に来た2006年5月に記念碑前を走っているのですがね・・・。助手席で周りを見る余裕があったから気が付いたのでしょう。

 車を止めて撮影。記念碑の建つ先にはテイジンの工場がありました。門柱でも残っていないかと周りを歩きましたが、そのようなものはありません。 終戦間際に”帝国海軍航空隊ここに有り!”と勇名をとどろかせた三四三空を偲ばせるのは、有志の方々が立てられた記念碑だけなのようです。

 記念碑から少し走り、20日0745頃に駐車場として指定された『アイテムえひめ』に到着します。3階建てくらいの屋内駐車場のようですが、係員(自衛隊員)

が言うには、ここではなく 別の場所にある臨時駐車場だとか。 間違えてコーナンの駐車場に止めて待ちぼうけを喰らうところでしたが、危ういところで間違いがわかり正規の臨時駐車場に移動。未舗装の青空ですが、すでに50台ほどの車が止まっておりました。危ない危ない。何も知らずに待っていたら乗艦し損ねるところでした。(;´∀`)

◆『しもきた』乗艦

 臨時駐車場から無料送迎バスに乗り込みます。家族連れやその筋の方々など、いろんな人達が乗艦するようです。休みということもあってか子供さんが目立ちます。3分ほどで松山港の埠頭に到着。埠頭には輸送艦『しもきた』の姿が。他に艦艇の姿はありません。反単戈平禾口団イ本の姿はなく、昨年の大阪港(天保山)のような厳重な警戒は行われていませんでした。

 バスを降りると地方協力本部(自衛隊の窓口みたいな機関)の職員の方々や自衛隊員の出迎えを受けて受付所に向かいます。

 左写真の左側の車両が”73式小型トラック(V16型)”、右側の車両が”93式近距離地対空誘導弾”。奥はたぶん”73式大型トラック(新型)”。右写真は155mm榴弾砲(FH70)。さりげなく93式を停めているところがいいですね。これらの車両・火器は『しもきた』を守るように配置されています。テロを警戒してか、陸上自衛隊(おそらく松山駐屯地)から警備にきた部隊でしょう。

厳重な警備です。(^^)\(_ _ )<ソウビヒンテンジダロ・・・

 

 

 陸自の厳重な警備の横を通り抜けて受付テントへ。間近で見ると巨大な船体です。受付テントで乗艦券を渡して簡単な手荷物検査を受けます。ここから先は乗艦券がなければ進めません。

 『しもきた』右舷のサイドランプから艦内に乗艦。そこは広い車両甲板となっています。ここにはヘリや陸上自衛隊の車両や戦車、救援車両などを格納します。車両甲板後部はLCACと呼ばれるエアクッション艇を格納する”ウェル・ドック”と呼ばれるエリア。LCACを2艇格納しています。

 車両甲板と上甲板を結ぶエレベータに乗り損ね、艦内の急な階段を上って上甲板に移動。上甲板は前部の車両甲板と後部のヘリコプター発着甲板からなります。すでに先に乗艦された方々が思い思いの場所でくつろいでいました。広い輸送艦だからゆったりとしています。艦内をウロウロして艦橋へ。艦橋は出港準備で大忙しでした。出港を艦橋で見てみたいという翔鶴を残して、@管理人は1人上甲板におります。

 ちょうどタグボードが艦を引っ張っている最中でした。ウロウロしている間に出港の時間が迫ったようです。0850、『しもきた』は静かに埠頭を離れます。埠頭では海上自衛隊員や地本職員の方々などが整列して、旧海軍から続く”帽振れ”で見送ってくれます。去年も見ましたが”帽振れ”の光景は いいものです。

 

 

 乗組員も甲板に整列していました。(・∀・)イイ!!

 

 

◆海上の霧

 松山港の防波堤からでて港外に出ます。 『しもきた』は単艦で展示訓練海域目指して瀬戸内海を進んでゆきます。しかし途中で海上に霧が発生。霧はどんどん濃くなってゆき、すぐ向こうを進む船も船体は見えず、わずかに艦橋の一部しか見えないという状況 に。海面上は何も見えません。船首に乗組員が立って前方の警戒を始めます。それでも危ないと判断したようで、一時停船して霧が晴れるのを待っていました。今年初めにあんな事故があったばかりなので、かなり慎重に航海していたようです。

 

 

 霧が発生しているときは写真のように、すぐ向こうを航行している船舶ですら視認が困難になります。霧と海面の区別がつきません。艦橋が見えるのでどうにか分かるぐらい。艦のすぐ近くになるまで海面に浮かぶ小型船は見つからないでしょう。見つかってからでは回避はまず不可能。レーダーが装備されているとはいえ、霧の中を行く大型船は大変ですね。

◆LCAC発進

 やがて霧も晴れて、再び順調な航海が始まります。瀬戸内海という以外、どこなのかさっぱり分からないまま『しもきた』は進みます。1040頃停船。 周囲を見渡すと、向こうの方に掃海艇と水上航行中の潜水艦を視認。この付近が訓練海域のようです。

 しばらくするとアナウンスが流れ、LCAC3号艇と4号艇が発進するとのこと。LCACは『しもきた』に2艇搭載されているエアクッション艇。艦尾から3号挺続いて4号挺が発進。ぐるりと『しもきた』の周囲を一周してから”レインダンス”と呼ばれる回転運動(?)を披露してから訓練海域に向かってゆきました。

 

 

レインダンスを披露する3号挺。円を描いて海上をぐるぐる回ります。

◆受覧部隊集結(その1)

 訓練展示海域は、だいたい広島湾の大黒神島・甲島・柱島の3島で囲まれたエリア。大黒神島と甲島との間付近で受覧部隊が集結するようです。

 LCACを発進させた『しもきた』の右舷方向には、多用途支援艦『げんかい』(AMS4304)、掃海艇『まきしま』(MSC677)が待機。さらにその向こうから潜水艦が一隻水上航行して来るのが見えます。望遠レンズで見てみたところ涙滴型潜水艦ではないことは分かりました。『おやしお』型潜水艦のどれかでしょう。潜水艦については後で『くろしお』であると紹介されました。

 左写真の手前、艦番号4304が多用途支援艦『げんかい』。『ひうち』型多用途支援艦の4番艦として2008年(平20年)2月に就役したばかりの艦。呉地方隊所属で、佐伯基地分遣隊に配備されています。今回の展示訓練に参加していますが、一般参加者は乗せていません。

 右後方に見えるのが掃海艇『まきしま』。呉地方隊所属で阪神基地の第42掃海隊所属です。神戸からはるばるやって来ています。

 あとですぐ近くを通過した時にも撮影していますが、この日初めて見た水上航行する潜水艦だったので、思わず撮影してしまいました。望遠レンズの効果は絶大ですわ。(・∀・)

 潜水艦『くろしお』。『おやしお』型潜水艦の7番艦です。潜水艦は就役時に艦番号などをすべて消してしまうために、遠くから見ただけでは何なのかさっぱり分からないのです。アナウンスで

やっと『くろしお』だと分かった次第・・・。

 今回は警戒船として警備に回っていた掃海艇『くめじま』(MSC676)。先の『まきしま』同様、阪神基地の第42掃海隊所属で神戸からやってきました。同日、阪神基地でも体験航海が実施されていましたが、3艇の掃海艇うち2艇がこちらに参加しているようです。

 ちなみに掃海艇の煙突後ろに見える黄色い機器は”S−7機雷処分具”。確か『くめじま』搭載のS7には某球団の虎マークが描かれていたように思います。

 1110頃、大型の艦艇が1隻接近してくるのに気がつきました。望遠レンズで見てみると、艦番号403とあります。潜水艦救難艦『ちはや』(ASR403)です。今回は岩国から一般参加者を乗せてやってきました。

 この艦もレアな艦種。そうそう乗艦できる艦ではありません。@管理人のように、関西在住の者にとっては航行している姿を見ることすら難しい艦ですね。

 

◆受覧部隊集結(その2)

 

 

 1126。『しもきた』を先頭にして縦列を組み始める参加艦艇。真ん中が『ちはや』、左に『おやしお』、右手前が『げんかい』で後ろが『まきしま』です。この後、各艦はほぼ一直線上に適当な間隔をあけて並びます。

 

『くろしお』 『まきしま』 『げんかい』 『ちはや』 『しもきた』 →

注)→:進行方向

 

・・・の順となりました。

 

 

 

 1128。艦隊の上空にカラフルな二式大挺US1Aが飛来。岩国の第71航空隊所属の1機です。思わぬ飛来に連射モードでバシャバシャ撮りまくりました。一眼デジカメ買って正解です。(・∀・)イイ!!

 

 

 1153。『しもきた』を先頭にして航行していた艦隊が、右に回頭を始めました。まずは『しもきた』が取り舵を撮ります。そのときに艦尾から『ちはや』以下の艦艇を撮影。見事に並んでいます。

 以下、『しもきた』に続いて右に回頭する各艦艇を撮影。

●潜水艦救難艦『ちはや』(ASR403)

 

 

 2000年(平12年)3月に就役した潜水艦救難艦。横須賀に配備されている潜水艦救難艦『ちよだ』をタイプシップとして設計されています。『ちよだ』同様、船体の前方に艦橋構造物、真ん中付近に深海救難艇(DSRV)揚降装置、後方にヘリコプター発着甲板を有していますが、艦型は『ちよだ』よりも大型化しています。潜水艦救難艦ですが、潜水母艦としての任務も有しています。

 遭難した潜水艦1隻分の乗組員(80名)を収納する能力を持ち、減圧室などの設備の他、計画中に発生した阪神淡路大震災を受けて医療設備の充実が図られています。

 所属は呉の第1潜水隊群となっています。今回は岩国から乗船の一般参加者を乗せています。

●多用途支援艦『げんかい』(AMS4304)

 

 

 訓練支援、輸送や救難など多目的に使用できる支援艦として計画された多用途支援艦『ひうち』型の4番艦。2008年(平20年)2月に、同型艦5番艦『えんしゅう』(AMS4305)とともに就役したばかりの艦です。

 多用途支援艦は海自部隊が実施する水上射撃訓練と魚雷発射訓練、航空機の魚雷投下訓練の支援を主任務としています。

訓練支援の他にも物資の支援輸送、航行不能となった艦艇の曳航などの救難支援などの任務もあります。4番艦『げんかい』と5番艦『えんしゅう』は、潜水艦への訓練支援能力が強化されています。

 後部はヘリコプター発着甲板ではなく作業甲板。作業甲板に自走式水上標的バラクーダを2隻搭載することがあります。そのための曳航装置など、各種装置を有しています。

 今回参加の『げんかい』には一般参加者は乗っていません。

●掃海艇『まきしま』(MSC677)

 

 

 掃海艇『くめじま』(MSC676)とともに参加した、神戸・阪神基地第42掃海隊所属の掃海艇『まきしま』(MSC677)。展示訓練に参加したのは『まきしま』の方で、『くめじま』は警戒船として訓練海域の警備に当たっていました。『まきしま』も一般参加者は乗っていません。

 掃海艇『くめじま』『まきしま』とも『うわじま』型掃海艇として、1994年(平6年)12月に就役しています。『うわじま』型掃海艇は海上自衛隊初の中深度掃海艇で、大陸棚程度の水深まで対応できる掃海艇です。後部甲板に各種機器が設置されていますが、黄色い機器が”S7機雷処分具”で、沈底機雷や係維機雷にも対処できます。艦首に見えるのは20ミリ多銃身機銃(JM61)。航空機用ヴァルカン機銃の艦載型です。

 ちなみに阪神基地には同型艦の『つきしま』(MSC674)も配備されており、『うわじま』型掃海艇3艇が配備されています。

●潜水艦『くろしお』(SS596)

 

 

 アナウンスで『くろしお』と紹介されたので、たぶん潜水艦『くろしお』でしょう。潜水艦『くろしお』は『おやしお』型潜水艦7番艦として建造され、2004年(平16年)3月に就役しました。現在、同型艦は11隻が在籍しており、海上自衛隊の主力潜水艦となっています。この潜水艦『くろしお』は2代目。初代『くろしお』は、戦後にアメリカから貸与された、海自初の潜水艦でした。

 『おやしお』型からは船型が葉巻型を採用。船体全般に音波吸収材(無反響タイル)を設置。船体自体も傾斜角を与えることでステルス性を向上させています。また船体自体をセンサーとする平面アレイ・ソナーを装備するなどして索敵能力を向上させています。

 当然ながら一般参加者は乗せていません。ちなみに潜舵(セイルプレーン)の上には監視員(?)が立っています。

 さて、最後尾の『くろしお』が右回頭を終えたのが1200頃。その少し前、1155頃から『しもきた』前方に3隻の護衛艦が見えていました。1203、その3隻の護衛艦が先頭から右に回頭を始めます。

 

 

 

手前2隻は、マストの配置と直線的な煙突ということから『むらさめ』型護衛艦ということが分かります。

 

 

 

 

写真は縮小したので分かりませんが、オリジナル写真では艦番号105が確認できます。

 

先頭は護衛艦『いなづま』(DD105)です。

 

『いなづま』に続いて回頭しているのは護衛艦『あけぼの』(DD108)となります。

 

 

 

 

『むらさめ』型護衛艦2隻に続いて回頭しているのが、護衛艦『やまゆき』(DD129)。

 

この時点で8隻の受覧部隊が完成しました。

 

『くろしお』 『まきしま』 『げんかい』 『ちはや』 『しもきた』  『やまゆき』 『あけぼの』 『いなづま』 →

注)→:進行方向

 

いよいよ展示訓練が始まります。(・∀・)ワクワク

 

◆航空機展示

 1220頃、いよいよ航空機展示が始まります。去年の大阪湾での展示訓練では、悪天候のため航空機展示が取りやめになったため、@管理人にとっては初めて見る航空機展示となります。

 艦尾方向の空を見ていると黒い点が見え、徐々に近づいて来ています。SH60Jです。このSH60Jを最初として航空機展示が始まりました。以下、飛来順に掲載。

●SH60J

 

 

 最初に飛来してきたのがSH60J。海上自衛隊の哨戒ヘリコプター。小松島航空基地の第24航空隊所属のSH60Jです。後継機としてSH60Kが配備されつつありますが、現時点においては主力の哨戒ヘリコプターとして各艦艇に搭載されています。

 第24航空隊は以前の”小松島航空隊”のこと。長らく呉地方隊隷下の航空隊として活動してきましたが、2008年(平20年)3月末の海自再編により、大村航空基地に司令部を置く第22航空群に編入され第24航空隊に改編されています。

●T5練習機

 

 

 山口県の小月航空基地の第201教育航空隊所属の練習機T5です。富士重工製の国産初等練習機で、海上自衛隊航空隊のパイロットを養成しています。3機編隊で飛来。レプシロ機なので追いやすく撮影は楽でした。

 日の丸が描かれたレプシロ機だからといって、「零戦だ!」というのはやめてくれ・・・('A`)

●TC90計器飛行練習機

 

 

 徳島航空基地から飛来したTC90計器飛行練習機。徳島航空基地の第202教育飛行体所属機で、航空機展示の際には2機編隊で上空を飛んでゆきました。

 日の丸が描かれた双発機だから「陸攻だ!」という人はさすがにいませんでした。(;´∀`)

●US1A救難飛行艇

 

 

 アングルを変えて下から見上げた写真です。US1A救難飛行艇は、対潜哨戒機PS1の荒天時においても洋上着水可能な性能に着目し、救難機としてPS1から発達(改造)した飛行艇です。PS1はすでに退役していますが、US1Aは救難飛行艇として、岩国の第71航空隊に配属されています。九七式飛行艇−二式大艇−PS1−US1と続く、由緒ある国産飛行艇の一員です。

 飛来したのはその中の1機。あとで洋上離着水を披露したのですが、『しもきた』からは見えませんでした。_| ̄|○ なお後継機としてUS2の配備が開始されているので、US1Aもあと数年で姿を見ることができなくなるようです。

●F4EJファントム

 

 

 航空自衛隊から参加のF4EJファントムです。垂直尾翼に”カエルマーク”が入っているので、宮崎県の新田原基地の第301飛行隊所属機です。オリジナル写真だと機体番号は#47−8334と読みとれました。第301飛行隊は茨城県百里基地から新田原(にゅうたばる)基地に移動した飛行隊です。

 その中の1機が飛来したわけすが、レプシロ機と違ってジェット機は速い! ジェット音がして、遠くに機影が見えたかと思ったら”あっ”という間に『しもきた』上空を飛び去ってゆきました。あまりの早さでファインダーにとらえきれず、どうにか撮影できたのは三枚だけ。ここに載せたのはそのうちで奇跡的に機体が写っていた一枚です。ちなみに@管理人が撮影した航空自衛隊の戦闘機写真はこれが初めてです。

 F4ファントムは本家本元のアメリカ海空軍ではかなり前に退役していますが、航空自衛隊ではいまだに現役機として飛び続けています。後継機の選定は難航しているようなので、あと数年は飛び続けるようです。

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