九州の岬

 

九州にもたくさん岬があります。

九州の岬は陸地(半島)の先端にあるものがいくつかあり、

訪れる道中から”最果ての地”に向かうという感じがして、

雰囲気が良い岬があるようです。

○九州の端点(九州本島の端点です。)

東端:鶴御岬(大分県南海部郡米水津村)東経132度05分16秒 北緯32度55分46秒】(未訪問)

西端:神崎鼻(長崎県北松浦郡小佐々町)東経129度33分17秒 北緯33度12分51秒】(未訪問)【日本本土最西端】

南端:佐多岬(鹿児島県肝属郡佐多町)【東経130度39分45秒 北緯30度59分26秒【日本本土最南端】

北端:田浦埋め立て地(福岡県北九州市)【東経131度00分15秒 北緯33度58分00秒】(未訪問)

○九州の岬

佐多岬

田浦埋め立て地 (福岡県北九州市)

 関門海峡を一望できる和布利(めかり)神社付近が九州最北端だと思っていたのですが、調べてみると和布利神社よりも東にある埋め立て地の先端が九州最北端でした。埋め立て地が出来るまでは和布利神社付近が九州最北端だったのでしょうか?

 現在の九州最北端の地は、工場か倉庫の敷地内にあるようで一般人は訪問出来ないようです。和布利神社には立ち寄っているのですが、九州最北端の地の前の道は走っているのですけど・・・惜しいです。

 しかし、埋め立て地が九州最北端というのは時代を反映していますね。

(1999年5月近くまで訪問)

佐多岬 (鹿児島県肝属郡佐多町)

 大隅半島の先端にある九州最南端の佐多岬は、同時に日本本土最南端の地でもあります。

 r68から有料道路の佐多岬ロードパークウェイに入って終点まで行きます。終点は駐車場となっています。有料道路の延長となるトンネル(一般車両通行止め)が岬入口を兼ねており、300mほどトンネルを歩いて向こう側に出ると遊歩道に入ります。

 南国の雰囲気が漂う遊歩道を歩き、途中にある御崎神社を越えてしばらく歩く

と海が見えてきて展望台に到着します。駐車場から展望台まで片道20分ほどかかりました。

 展望台からは太平洋を一望出来、晴れた日には対岸の薩摩半島開聞岳を見ることが出来ます。静かな岬ですので、『日本本土最南端』に来たという気分には浸ることが出来ます。

 佐多岬ロードパークウェイは、2車線ワインディング道路でバイクであれば結構楽しんで走ることが出来ます。ただし夕方にはゲートは閉じられてしまい岬に訪問することは出来なくなりますので、時間を確認してから岬に訪れて下さい。風の強い日はバイクだと流されますので注意して下さい。

(1996年4月訪問)

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