複雑に入り組んでいる本州ですから、本州にはあちこちに岬があります。 有名な岬から閑散とした小さな岬まで、その数は不明です。 その全てに寄ることは出来ませんが、いくつか寄ってみました。 |
○本州の端点(本州本島の端点です。) |
東端:トドが岬(岩手県宮古市)【東経142度04分33秒 北緯39度32分42秒】(未訪問) |
西端:毘沙の鼻(山口県下関市)【東経130度51分45秒 北緯34度06分27秒】(未訪問) |
南端:潮岬(和歌山県西牟婁郡串本町)【東経135度45分55秒 北緯33度25分47秒】 |
北端:大間崎(青森県下北郡大間町)【東経140度55分00秒 北緯41度32分38秒】 |
○本州の岬 |
◇関東・東海の岬 |
未訪問。 |
◇中部・北陸の岬 |
未訪問。 |
◇中国の岬 |
未訪問。 |
大間崎 (青森県下北郡大間町) |
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下北半島の最先端にあるのが大間崎。津軽半島先端の龍飛岬よりも北に位置しており本州最北端の岬となります。天気の良い日には、津軽海峡を挟んだ向かい側にある函館山も見えるとか。 対岸の北海道汐首岬までわずか19kmほどで、青函TNも大間崎から北海道に渡るという案もあったそうです。青函TNは龍飛崎からとなりましたが、大間崎と汐首岬の間に海峡大橋を架けようという計画が持ち上がっているそうです。 |
R279から岬に向かう道に入ってしばらく行くと公園に出ます。そこが大間崎です。岬自体は整備されており一体は公園になっています。道を挟んだ向かい側には土産物屋が軒を連ねており、観光客の姿も多く見かけました。 ここにある『巨大マグロの一本釣りの像』は必見です。マグロは実物大だとか。 (1998年9月訪問) |
龍飛崎 (青森県東津軽郡三厩村) |
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青森県の津軽半島の先端にあるのが龍飛崎。晴れた日には対岸の北海道の島影が見えます。また夜には北海道白神岬の灯台の灯と、津軽海峡で漁をするイカ釣り漁船の漁り火が何とも言えない幻想的な景色を創り出すとか。 近くにはR339階段国道や青函トンネル記念館、風力発電所などもあり、是非一度は訪れて貰いたい岬です。 (1998年9月訪問) |
尻屋崎 (青森県下北郡東通村) |
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下北半島の北東端にある太平洋に突き出た岬が尻屋崎。『本州最涯の地』の碑が立つまさに最果ての地です。岬は草原となっており寒立馬が放牧されています。 むつ市街からr6を走って岬への道に入るのですが、この道の入口には(馬脱出防止のための)ゲートがあり、岬へは7〜17時の間しか訪問できません。 (1998年9月訪問) |
北山崎 (岩手県下閉伊郡田野畑村) |
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岩手県の太平洋岸にある岬。展望台からは断崖が重なり合うリアス式海岸を一望出来ます。駐車場から岬までは歩いて約5分ほどなのですが、その間に土産物屋と食堂が数軒建っています。観光地化されてはいますが、岬周辺は静かな所です。(右写真:展望台からの見事な風景。) 北山崎から南にある弁天崎まで遊歩道が続いているので、体力と時間があれば一度歩いてみてはどうでしょうか。 |
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北山崎のすぐ北には北緯40度線が通る黒崎があります。 (1999年9月訪問) |
潮岬 (和歌山県西牟婁郡串本町) |
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紀伊半島の先端にあるのが本州最南端の潮岬。岬の展望台からは太平洋の大海原を一望でき、遠くに行き来する船が小さく見えます。展望台には小さな土産物屋がありますが騒がしくなく、道路からも少し離れたところにあるので静かに海を眺めることが出来ます。展望タワーもあります。 岬一帯は草原となっているので寝転がったりしてゆっくり出来ます。またキャンプ場も併設されているのでキャンプすることも可能です。 |
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近くにある本州最南端の潮岬灯台は、内部に入ることが出来ます。灯台内部にある急な階段を登ると外に出ることが出来ますが、ここからの太平洋の眺めも絶景です。 (1999年11月訪問) |
日の岬 (和歌山県日高郡美浜町) |
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和歌山県御坊市の西側・美浜町にある岬。日ノ御碕ともいいます。 御坊市街から西へ向かいr187にスイッチして海岸沿いに進むと、料金所が現れます。岬は『日の岬パーク』という施設の中にあるため、訪問するためには通行料(バイク:200円)を払わなくてはなりません。急カーブ・急勾配の施設内の道を駆け上ると駐車場に到着。岬の高台には展望台があり、ここからの太平洋の眺めはなかなか良いです。 |
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『日の岬パーク』には、他にもモノレールや鶏・ウサギがいる小動物園、キャンプ場などがあり、『ぱぁらだぁいす』的な所です。歩いてはいないのですが遊歩道があり、灯台にまで行けるようです。岬周辺はいろいろな施設があるために岬という感じはほとんどしません。 (2000年1月訪問) |
経ヶ岬 (京都府竹野郡丹後町) |
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丹後半島の最北端にある岬が経ヶ岬(きょうがみさき)。 R178から2車線の道を進むと駐車場に到着します。ここからの眺めもなかなかのモノなのですが、駐車場脇から急な階段を登って断崖上の遊歩道を15分ほど歩いて経ヶ岬灯台まで行くと、周囲の青く雄大な日本海と柱状の岩が広がる雄大な風景を一望できます。 R178沿いのバス停付近から経ヶ岬まで、岬を半周する遊歩道もあります。灯台の手前から分岐する遊歩道を登ればもう少し上の展望台に上がれるようで、さらに雄大な風景を見ることが出来るようです。 |
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遊歩道は荒れたダートで、ライダーブーツを履いて歩くと足が痛くなります。 (1996年9月/2000年4月他訪問) |