●第8回ツーリングオフ会(開催日:2005年11月23日)

 第7回ツーリングオフ会から1年少しぶりに開催となりました。目的地は滋賀県東近江市(旧:八日市市)にある掩体壕

ただそれだけではおもしろくないので、ならばと向かったのが、

あのR421石榑峠。(;´∀`)

 どっちがメインか分からないのですが、半分酷道ツーリングオフ会という感じのツーリングオフ会となりました。

 開催日当日は快晴。ヽ(゚∀゚)ノ 絶好のツーリング日和。駄菓子菓子、秋の行楽シーズンまっただ中であることと行き先が紅葉の名所であることをすっかり失念していた管理人は、行く先々でどえらい目に遭うのでした・・・。

■桂川PAにて

 23日は祝日。それでもって朝から快晴。まさしくツーリング日和の一日となりそうな予感です。ウキウキしてZRX1100に乗って集合場所とした名神高速道路桂川PAへと向かいます。新御堂筋を北上して中央環状に入ります。中環に入りますが、休日の朝にしては交通量が多めです。天気がいいからかと気にせず、吹田ICから名神に入ります。

 名神高速上り線(名古屋方面)も交通量が多めです。やたらと乗用車と観光バスの姿が目立ちます。平日の主役である運送トラックはチラホラ程度。「天気の良い休日だからかなぁ〜」と思いながら桂川PAを目指します。道路情報では京都南出口ですでに渋滞が発生しているとか。嵐山方面に向かう観光客の車でしょう。この時期、嵐山に行くなら電車で行くに限ります。

 さて集合場所とした桂川PAには8:45分頃に到着しました。着いてびっくり。PA内は乗用車と観光バスで大混雑。いつものガラガラのPAとは別の場所のような状態です。バイク専用エリアにZRXを停めます。

 次に目に入ってきた光景に驚きました。 (; д )   ゚ ゚  <ヒョー

 

おばはんの大集団です。

 

 その数、およそ100名ぐらい。列の一部はPA内の車道まではみ出し、付近では車が通行できなくなって大渋滞が発生。見ているとおばはん達は、着く観光バスからゾロゾロと集まって列に並びます。車と車の間から漏れ出す水のごとく集まってくるおばはん達。見ているこっちがハラハラします。これで事故が起これば、暴徒と化すぞ。このおばはん達・・・。

 何の列か?PAで朝市とかバーゲンをしているのではなく、4様が来ているのでもありません。観光シーズンのPA・SAでおなじみの光景、女子トイレの順番待ちなのです。到着する 多くの観光バスの目的地は京都。高速を下りる直前のPAが桂川PAなので、ここでトイレ休憩をしているわけです。なので、続々とやってくるのです。

 そしておなじみの光景が見られました。そう、男子トイレに平気でずかずかと入ってきて用を足すおばはんども。社会常識もエチケットもあったもんじゃない。自己中も甚だしい。はっきり言って迷惑です。若いね〜ちゃんも感化されてか、男子便所で用を足していたという目撃情報も・・・(;´∀`) 日本の社会常識は崩壊しております。

 朝っぱらから腹の立つ光景を見てしまった。ヽ(`Д´)ノ

【写真】 トイレの順番待ちのおばはんの列。すごいことになっています。

■ガス欠の危機

 9時を過ぎるとオフ会参加者の方々が続々と到着して来ました。以前から参加して下さっている方々や初参加のKさんも含め、出発時間の9:30までに5名が到着。出発時間を過ぎたので、次の休憩地である黒丸PAに向かって移動を開始します。

 案の定、京都南出口は大渋滞。名神は京都南IC付近でR1をまたぐのですが、その時見たR1(京都市街行き)はびっちりと車が並んでおり大停滞していました。そりゃ渋滞するわな・・・。やや交通量の多い名神ですが、流れはあるので淡々と進んで行きます。ここで気になる出来事が。実は管理人のバイク、ZRX1100のガソリン残量がヤバい状況になりつつあったのです。家を出るときは八日市ICまでなら大丈夫だろうと思っていたのですが、思った以上に燃費が悪く、気が付けばレッドゾーンに入るか入らないかの状態になりました。素直に大津SAで給油すればいいものを、「八日市まで行ける」と何の根拠もない自信からパス。そのまま東に進みます。 

 竜王ICを過ぎると八日市ICまで13kmほど。もう大丈夫だろうと思ったのですが、この付近やたらとアップダウンが続くので、意外に燃料を喰うようです。黒丸PA直前の上り坂で、スロットルを開けているのにいきなり速度が下がったりします。Σ(゚Д゚;)マジ!? これはやばい。そして黒丸PAへ入る側道に入るとエンスト・・・。はい。ガス欠です。あとは惰性のままPA内を走って止まります。リザーブに入ります。まったく主催者が何やってんだが。_| ̄|○

 黒丸PAではちゃんまつさんと合流。京都在のちゃんまつさんは、オフ会開催を知って参加しようと黒丸PAで1時間ほど待って下さっていたとか。飛び入り参加とはなんとも嬉しいことです。ここ

で休憩します。黒丸PAは適度に空いており、桂川PAのような状態ではないのでのんびりできました。

 しばらくすると携帯電話にタヌさんから電話。取り出すのに手間取り切れてしまいましたが、留守電を聴くとどうやら我々を追って来ている模様。11時前にタヌさんが追いつき、これで参加者は7名となりました。ヽ(゚∀゚)ノ  しばらくPAでバイク談義。自己紹介をした後、黒丸PAを出発して八日市ICを目指します。

 ところが八日市ICは(名古屋方面行き)出口で大渋滞・・・。(゚Д゚ ) ポカーン ここは大人しく車列につきますが、5分待てども10分待てども料金所が見える気配はなし。その間に刻々とガソリンが減ってゆきます。長時間止まりそうな時はエンジンを止めますが、さして効果があるように思えません。このままでは渋滞の列の中でガス欠の恐れが・・・。

 それから10分ほどして八日市IC前のGSで給油している管理人でした。どうやって抜け出したかはご想像にお任せします。

【写真】 黒丸PAにて。ここで参加者全員が揃いました。

■険道オフへ。そして路上河川

 八日市IC出口での渋滞原因は、ICが接続してるR421の大渋滞でした。八日市から県境(石榑峠)方向に長〜〜い車列が。ほとんど動いていません。紅葉の名所である永源寺に向かう観光客の車です。GSの店員に尋ねると、今朝からこの状態が続いているとか。バイクならすり抜けして行けるらしいですが、10km以上もすり抜けしてゆくのもね・・・。皆と相談して、R421を走らずに県道(r229〜r34)経由で永源寺に抜けることにしました。現地での案内を頼んでいたTやんに時間変更の連絡をしておきます。

 八日市市街のコンビニで昼飯を購入したのが正午頃。石榑峠に向かうのは時間的に難しいと

判断し、永源寺まで出ずに御池林道を経由して多賀に出ることにしました。ルートはr229〜r34。コンビニを出発し、御河辺橋を渡って水田地帯を通り抜けるr229(県道百済寺甲上岸本線)に入ります。R421の渋滞などうそのようなガラガラの快走路。実に気持ちよく湖東の水田地帯を駆け抜けます。百済寺近くで右折すると、r229は1〜1.5車線狭路となり徐々に山中へと入って行きます。やがて急勾配・ウネウネクネクネの狭路となります。いわゆる険道です。いきなり険道オフ会になってしまいました。(;´∀`)

 角井峠を越えると山間の小さな集落を通り抜け、やがてr34(県道多賀永源寺線)に入ります。r34と言えば”路上河川”。その筋では有名な場所です。その名の通り”路面の上を流れる川”なのです。道を横切る溝があり、そこを川が流れています。思わぬバイクでの川渡りを楽しみます。

 守護神さんや旧道者さん、ちゃんまつさんにはおなじみの場所とのこと。ただ雪解け直後に比べると水量は少ないとか。それでも十分険道らしい場所です。しばらくここで戯れる 我々。すると車高を低くしたオデッセイがやって来ました。カップルが乗っています。おそらく渋滞を回避しようと永源寺から走ってきたのでしょう。

 ところがあまりに低いために溝(と言うか窪み)に突入すると底を擦りかねません。私ら8人の注目と彼女の視線を一身に浴びて、ドライバーである男性は路上河川にトライしようとします。何度か切り返してクリアできる場所を探しますが、なかなか踏ん切りがつかないようです。私が声をかけると、「この先、多賀まで行けますか?」と聞いてきました。「行けるけど、この先こんなん(路上河川)があと2箇所あるよ」と応えると、「じゃ、引き返します・・・」と言ってあっさりと諦めてUターンして帰って行きました。

車高の低い車ではr34は走れないってことですな。┐(´ー`)┌

 この後、御池林道も諦めて犬上ダムに向かって移動します。残る2箇所の路上河川も体験。こちらも水量は少ないそうです。

しかし地方主要道に路上河川が3箇所もある県道というのも何だかなぁ・・・。滋賀県道もなかなか侮れません。

【写真上】R421永源寺方面はご覧の通りの大渋滞。(;´∀`)

【写真下】路上河川にて。この後はちょっとしたショータイムでした。

◆路上河川

 

これが巷で有名な路上河川。路面の上を川が流

れています。渡っているのはsatounoさん。

下流から上流を見ます。奥から流れてきた水は

道を横切り流れて行くのです。

犬上ダム近くにも路上河川があります。凸凹注意

(段差有り)の標識があります。

2つめの路上河川。水量はかなり少なくなってい

ます。

3つ目の路上河川。2つ目からすぐの場所にあり

ます。4月頃は水量が多いそうです。

飛び込む体制をとるsatounoさん。ちなみに泳げ

るほどの水量はありません。(^^;) 

■萱原での出来事 …('A`)

 r34を少し走ると犬上ダムに到着します。戦前の1934年(昭9年)に工事着工されながら、大東亜戦争(太平洋戦争)による中断があり、完成したのは1946年(昭21年)だそうで。完成から60年近い歳月が流れているのです。 そろそろ造り替えなあかんのちゃうの?

 その犬上ダムで昼飯となります。ダムの上に座り込んだ怪しい大人が8人。手に手にコンビニ弁当を持って、黙々と食べております。端から見るとさぞ怪しい集団でしょう。(;´∀`) そういや、カップルが一組やってきましたね。彼らの目に、我々はどのように写ったのでしょう・・・。

 そろそろ移動しないと約束の時間に遅れます。14時前に犬上ダムを出発。萱原集落に出てr34に戻り、そのまま北上するというルートをとることにしました。ダム横の林道を走る我々の前には先ほどのカップルが乗ったRVが走っています。

 集落のr34との交差点に到着。直感的にここは右折と感じたのですが、なんと右折方向には『工事通行止め』の看板が・・・。r229からr34多賀方面に入ったときは、そのような予告はなかったなぁと思い、この道は集落内の道だと勝手に判断。交差点を左折してRVの後について行きます。

 進行方向は南となります。ここでおかしいことに気が付きます。地図を見ると、集落内を通る道はr34の一本だけ。今走っている道はr34に違いないのですが、何故か南に向かっています。集落の外れで止まって現在位置を確認します。どうやら南に向いていることは間違いありません。予定ルートに出るには北に向かわないとならないのに、そちらは『通行止』となっています。迂回路がない・・・。約束の時間が迫るのに・・・。ここはr229を戻るか?予想外の出来事に半分パニックになる管理人。(;´∀`)

 迂回路を探しに行って下さったちゃんまつさんが帰ってきます。どうやら集落内の裏道を通れば工事現場を迂回できるそうです。ありがとう、ちゃんまつさん。

 この後、方向転換をしようと道路脇の広場(駐車場?)にZRX1100を移動させようとした時、バランスを崩してZRX1100を転倒させてしいまいました。(詳しくはこちら) 焦りからか?それとも油断からか?嗚呼、情けない。主催者でありながら、なんとも情けない醜態を見せてしまいました。すぐに皆さんが助けて下さり、何事もなかったように起きあがりましたが、右レバーは見事にひん曲がってしまいました。この後、R307に出るまでブルーな状態の管理人でした。(´・ω・`)ショボーン

【写真】 犬上ダム湖畔にて。本当に良い天気です。

■渋滞。渋滞。大渋滞・・・ヽ(`Д´)ノ

 砂利ダート道を走って工事現場を迂回します。舗装路のr34に出た後はひたすら北上。r226経由でR307ヘショートカットします。R307に入るとあとは南に向かうだけ。Tやんとの合流場所とした布施運動公園まで30分もあれば到着するでしょう。いろいろとアクシデントがありましたが、あとは楽勝です。

 が、5分ほど走ると状況は一転。行く手には長〜〜〜〜い車列が・・・。そう、渋滞です。「何?なんの渋滞?」 再び焦る管理人。すり抜けしようにもそのようなスペースはありません。迂回路もなく、引き返すことも出来ず、ついに車列内に取り込まれました。 しばらくトロトロした動きの中にいた我々。原因は湖東三山の一つである西明寺への観光客。駐車場に車とバスが集中(もちろん満車)。そこに出入りする車とバスで流れが停まって大渋滞になったという訳。

 

秋の行楽シーズン真っ直中の快晴の祝日であることをすっかり忘れていた・・・_| ̄|○

 

 西明寺前を過ぎると先ほどの渋滞はウソのようにすっかりなくなり、流れはよくなります。駄菓子菓子、少し走るとまたもや渋滞の列が・・・。今度は金剛輪寺への観光客が原因のようです。すぐ脇を通る名神に入ることが出来れば話は別ですが、逃げ道はありません。再び車列の中に取り込まれた我々。

 「こりゃ時間に遅れるなぁ〜」と思い始めた頃、車が数台脇道へと逃れて行きます。地元車でしょうか。畑の中を走って行くところを見ると農道のようです。帰ってこない所を見るとどこかに通じているようです。後ろを振り向くと、皆さんそれに気が付いたのか、「行こう」という雰囲気が。

 脇道に入ります。1車線狭路の道ですが、すぐに砂利ダートとなっていました。どうりで車が砂埃を上げながら進んでいたわけだ。スカイウェブ250で参加のKさん、ほんとすみません。m(_ _)m 

 少し走ると県道に出ました。R307の1本北側を並行する畑の中を貫く県道ですが、走る車はほとんどなくガラガラです。遠くに見えるR307は大渋滞。この差は何? 途中でR307に戻ると渋滞無く走ることができ、混雑する道の駅『あいとう』に到着。Tやんに連絡がてら休憩します。

・観光名所として名高い湖東三山

・紅葉のハイシーズン

・祝日

・秋晴れ

・・・とくれば、大渋滞も予測できたはず。すっかり失念しておりました。ほんと、すみません。m(_ _)mm(_ _)m

■お待たせしました

 15時頃に道の駅『あいとう』を出発して集合場所に急ぎます。ところがR421との交差点付近から渋滞が起こっているようで、車列が見えてきました。ちゃんまつさんから、このことを教えて頂いていたので、巷では『萌え〜』の妹交差点を右折して県道に入り、あとは経験(いわゆるカンです)で布施運動公園に向かいます。

 国道から離れると交通量はさしてなく、マイペースで走ることができます。地図を見れば抜け道とか裏道などの見当が付くと思うのですが・・・。皆カーナビに頼り切りでカーナビの指示通りに移動するから特定の道に車が殺到するのでしょうかね?”地図を読めない”人が増えているのかも。

 話はそれましたが、Tやんとの集合場所である布施運動公園には15:20頃に到着。お待たせして本当にすみません。m(_ _)m

(最初13時→14:30→15:00だもんなぁ・・・)

■八日市の掩体壕

 挨拶もそこそこに、本日のメインである『八日市の掩体壕巡り』に向かいます。Tやんは地元である八日市在住。子供の頃から掩体壕で遊んで育ったとかで、よく知っている場所だそうです。 それで案内を頼んだのですが、頼んでから1年半近く経ってしまいました。(^^;)

 さて掩体壕とは、敵の攻撃から飛行機を守るためのシェルターのこと。飛行機の防空壕見たいなモノだと思って下さい。航空基地の周辺にいくつか建設され、ここから滑走路に向かって誘導路が設けられていました。八日市には、かつて帝国陸軍八日市飛行場がありました。掩体壕は八日市飛行場に建設されたモノで、現在コンクリート製の有蓋掩体壕が2基と天井のない無蓋掩体壕と呼ばれるタイプのものが11基現存しています。(ちなみに八日市飛行場は、前身は沖野が原飛行場という日本初の民間飛行場でしたが、のちに陸軍飛行場になります。終戦後、飛行場はそのまま廃止され農地になりました。)

 まず最初に訪れたのが、名神高速横にある掩体壕。車道から自転車道(?)に入り少し進むとありました。 竹林の中にコンクリート製の掩体壕がひっそりと建っていました。幅約30mという大きなもの。天井には亀裂が入り崩落している部分もありますが、ほぼ原型を保っています。

 コンクリ自体をよく見てみると、砂利というか石が大変多く鉄筋が極端に少なくなっています。建設されたのが1944年(昭19年)頃。戦争の激化により資材不足が深刻化し始めていた時期。30cmぐらいある大きな石まで混ざっていました。敵の攻撃から航空機を守るための掩体壕ですが、爆弾の直撃を受ければひとたまりもなく崩壊していたと言います。見た限りでは至近弾で

も崩壊したでしょう。戦闘機搭載の20mm機銃弾でも楽々貫通しそうです。

 竹林の中に入り山の斜面から見下ろします。掩体壕は上空からの敵の目を欺くために、土を盛り木々を植えて擬装するのですが、土はほとんど落ちてしまいコンクリートがむき出しになっていました。掩体壕後部は閉じていると思っていましたが、開いており貫通状態となっています。後部から中を見ると意外と広いことが分かります。ただ内部はどこからか運び込まれた土砂で埋まっており、天井には亀裂が入りスズメバチの巣がぶら下がっていました。一部壊された大阪府八尾市の掩体壕も、完全ならばこのような形をしていたのでしょう。

 Tやんの案内で次の場所に向かいます。名神高速をくぐって自転車道を少し進んだ左側に2つ目の掩体壕がありました。こちらの周囲は完全に竹藪と化しており、その中に掩体壕がありました。近づけません。自転車道から見た限りでは、内部には土などはなくほぼ完全な形で残っています。

 これら2つが向いている方向には広大な水田が広がっています。昔は飛行場の滑走路があったのでしょう。すぐ近くに広がる集落の家が新しい(昔の家がほとんどない)のでその付近が滑走路だったのではと、satounoさんは推測されています。機会があればもう少し探索してみます。

【写真上】八日市の掩体壕。意外と大きい。もう一つは竹林の中にあります。

【写真下】広々とした湖南の水田地帯。この付近に飛行場滑走路があったのでしょう。

■冲原神社

 掩体壕を後にします。本日3回目となるダート走行して舗装路に出、Tやんの先導で移動します。町中を通り抜けて向かったサキは冲原神社。今は地区の神社として地域を見守っていますが、八日市飛行場に創設された飛行第三大隊長の意向で、『隊員達の安全と連隊の守護神』ならびに『当地の人々の心の安らぎの場所』として、1925年(大14年)に創祀されました。

御霊は伊勢皇大神宮より奉じられています。主祭神は、天照皇大神、神武天皇、明治天皇、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊

弉冉尊(いざなみのみこと)。終戦後一時期は荒廃しましたが、純粋な地域の神社として復活し現在に至っています。

 鳥居をくぐり参道を歩いて本殿前へ。賽銭を入れて一礼。戦没・殉職された兵士の慰霊碑もありました。本殿脇の広場には連隊本部(?)の営門も移設されており、かつて陸軍航空隊の飛行場があったことを後生に伝えています。

 これで今日のツーリングオフ会の訪問地は全て回りました。入口横に停めたバイクに戻って記念撮影。暗くなってきた17時頃に冲原神社を後にして帰路につきました。短い間でしたが、案内

してくれたTやん、ありがとう。

【写真】 冲原神社。今は地域の神社となっています。

■渋滞。渋滞。また渋滞・・・

 八日市ICから名神に入り、すぐの黒丸PAで休憩。黒丸PAで解散とし、この後は流れ解散ということで各々マイペースで走って行くことになりました。名神は交通量がやや多いものの流れはあるので淡々と走って行きますが、単調な運転が続き、だんだんと眠たくなります。大津SAに入るsatounoさんのクラクションで目が覚めて、どうにか無事に走ることが出来ました。(^^;)

このまま順調に移動できるかと思っていましたが、京都東ICを過ぎると大渋滞が・・・。故障車による渋滞だそうで。ヽ(`Д´)ノ とりあえず進んでいきますが、京都東〜京都南IC間にある登坂車線を過ぎた付近で前方にパトライトが点灯しているのが見えました。すぐに車列に入り大人しく進みます。すると2台のスクーターバイクが覆面パトに捕まっており切符を切られている最中でした。路肩走行で捕まったようです。この付近、路肩走行取り締まりがよく行われる場所なのですが、実際に捕まっているのを見たのは初めてでした。これからはここは気を付けて走ろうっと。

 京都南ICを過ぎると流れは良くなります。それでも平日と比べると乗用車と観光バスの姿が目

目立ちます。18:45頃にやっとこさ桂川PAに到着。気が付くと守護神さん、旧道者さん、Kさんだけとなっていました。桂川PA下り線ですが、こちらも大混雑。観光バスが多く、案の定女子トイレの順番待ちのおばはんの列があったとか・・・。当然、男子トイレに平然と入って来ていたそうで・・・。もう滅茶苦茶ですな。(;´∀`)

 名神から近畿道に入ります。こちらも流れは悪く渋滞気味。┐(´ー`)┌ 焦っても仕方ないので淡々と走って行きます。やがて守護神さん、旧道者さんが別れ、阪和道に入る頃にはKさんとあめふらしだけになっていました。岸和田和泉ICでKさんと別れ、家に着いたのは20時頃。色々ありましたが、どうにか無事にツーリングオフ会は終了しました。

 今回は渋滞に悩まされたオフ会でした。見通しが甘かった・・・_| ̄|○ 参加された皆さん、ホントにお疲れ様でした。

【写真】 黒丸PAで売っていた『よこすか海軍カリーパン』。(゚д゚)ウマー

【本日参加された皆様】(順不同)

◇Kさん(スカイウェーブ250)

 初参加お疲れ様です。酷道ツーにもなりましたが、また参加して下さいませ。

◇ぷくぷうさん(XT400アルテイシア)

 久々のツーリングというこで、堪能されましたでしょうか?また行きましょう。

◇satounoさん(XT400アルテイシア)

 アルテイシアも元気なご様子で。あとで金塊送ります。(嘘

◇守護神さん(トライアンフ タイガー)

 タイガーのダート走行の姿、しかとこの目に焼き付けました。

◇旧道者さん(ZZR1200)

 噂のマシン、しかと拝見いたしました。”神”の称号を授けます。

◇ちゃんまつさん(DR−Z)

 参加ありがとうございました。石榑峠、当然リベンジ致しますよ。

◇タヌタヌさん(DJEBEL250)

 ほんとお久しぶりでした。またツーリングに行きましょう。

◇Tやん(HR−V)

 突然の案内依頼を快く引き受けて下さり、ありがとうございました。とは言っても1年半ぐらい前から話していたのですけどね。

当日、突然の時間変更やらお待たせやらでホントすみませんでした。またお会いしましょう。(゚∀゚)ノシ

【写真】 冲原神社にて皆さんと記念撮影。

【第8回ツーリングオフ会レポート終わり】

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